原久子コラム

【雑念があって当たり前。】

2018年11月28日
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こんにちは、原久子です。

 

今日は「雑念があって当たり前」というテーマでお届けしたいと思います。

 

私の書籍をご覧頂いたり、イベントやセミナーで過去お会いした方とお話しした時によくきくお話があります。

 

それが

 

「瞑想に集中できません。もう雑念ばかりが浮かんでしまって、うまく瞑想を出来たという感覚が持てません。私には向いていないのではないでしょうか?」

 

というご意見です。

 

こうしたお話を聞くたびに、私は多くの方が瞑想を勘違いし、間違った認識を持ってしまっていると感じてしまいます。

 

多くの人は瞑想に対して、このようなイメージを持っているのではないでしょうか?

 

「瞑想をすれば、その時の心境はまるで“明鏡止水”。あらゆる邪念から解放され、スッキリと澄み切った気持ちで、晴れ晴れした気持ちになれる」というイメージです。

 

瞑想に長年関わってきた私からすれば、これは近年一般的となった「マインドフルネス瞑想」の伝わり方に起因してしまっている部分が大きいと分析しています。

 

そして、この固定観念が多くの瞑想実践者を苦しめているとも感じます。

 

「スッキリした気持ちになれない。」

 

「モヤモヤした気持ちがまた気持ちをもっと落ち込ませる。」

 

こんな悪循環を生んでしまっているのが現状です。

 

改めて数十年、瞑想の研究に取り組んできた人間としてお伝えしたいと思います。

 

瞑想は「ただ気持ちよく、スッキリするためにあるもの」ではありません。

 

瞑想とは、「いま起きている感情をそのまま感じ、受け入れ、無意識の奥底にある真の自分(これを私はフォースと呼んでいます)と繋がるためのプロセス」なのです。

 

いま起きている感情をそのまま感じて受け入れていくわけですから、しっかりとした手順で呼吸を行い、瞑想に入っていくときであっても、「雑念」はどうあっても湧いてくるものです。「雑念はあって当たり前」なのです。

 

大切なのはその「雑念」を認識したとき、なのです。

 

その雑念を受け入れ、ただそのままひたすら流し続け、心の中で真の自分と繋がっていく感覚をずっと待ち続けるのです。その状態を作るために、じっくりと、静かに、深く呼吸をしながら自分の内側に入って行きます。

 

すると、結果、心の奥底にいる自分に触れたとき、真の自分はふっと「アイデア」や「つぶやき」を囁いてくれます。これが人間の叡智であり、この真の自分と繋がる作業が瞑想なのです。

 

ですから、「雑念が生まれてしまって落ち込む」ということを考える必要性もないのです。

 

ぜひじっくり、焦らず、ただただ感情を受け入れ、深く真の自分と繋がれる瞬間を望み瞑想と呼吸法を継続していってください。

 

すると、本当の瞑想の価値を理解できるようになると思います。

ぜひ実践してみてくださいね。

 

それでは、また。

【働き方改革より、無意識の改革】

2018年11月20日


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こんにちは、原久子です。

 

最近、いろいろな経営者の方とお会いする機会も増え「働き方改革」などの問題について話題に上がることが多くなりました。

 

企業経営者にとっては、従業員の幸せと会社の売り上げの両方を満たしていくことは命題ですが、必ず「残業」や「社員の生産性」の話が上がってくると思います。

 

せっかく関わった従業員に「ブラック企業」と言われたくない。思われなくない

 

そんな気持ちを抱えているのではないでしょうか。

 

これは「働く側」にも言えます。

 

例えば、働き方改革が浸透し、遂行され、働く時間が短くなり、家族と過ごす時間が増え、豊かになる。

 

しかし、必ず心のどこかで「これで自分は本当に良かったのだろうか」という疑問を抱えながら生活していくことになります。

 

そして、その不完全燃焼な気持ちが高まっていく。

 

でも、仕事を通して学ぶ機会を失うこともあるので、生の知見は得られず、それに見合うだけの報酬を得られる仕事にはなかなかつきづらい。

 

結局、現状に不平・不満を感じたまま生き続ける。

 

ということになります。

 

私は、瞑想・呼吸法の専門家として「働き方改革」は表面的な解決にしか繋がらない、と思っています。

 

それよりも、その人の根本の意思決定を左右している「無意識層」と呼ばれる深層心理の改革をする方が早いと思っています。

 

無意識層は、90%以上の人間の意思決定に影響を与えています。。。

 

あなたが無意識層で思っていることは、全て実現しているのです。

 

「無理だ」という無意識がただ現実化しているのです。

 

この状態では、心の底からありたい姿、達成したいことがあっても絶対に達成することはできないし、心の豊かさを放棄した生き方を、マイルドに、少しずつ絶望しながら続けていくことになります。

 

逆に言えば、その「意思決定」の根源となっている無意識層を変化させることができれば、それとは逆の事柄が起きていきます。

 

今を生き、将来も楽しみがあり、そのために今頑張るべきことが明確になる。

だからこそ、楽しい。仕事ももっと積極的に頑張ろう

 

このようになっていくのです。

 

人生100年を生きると言われている現代においては、働き方改革ではなく無意識の改革が必要だと思っています。

 

この無意識を変えていく方法こそ、瞑想であり呼吸法なのです。

 

もしあなたが、これからの残りの人生を豊かに生きて生きたい、と思われていたら、ぜひ働き方改革の前に無意識改革を行って見ることをお勧めします。

【これからは所得格差でなく、精神格差】

2018年11月12日
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こんにちは、原久子です。

 

今日は【これからは所得格差でなく、精神格差】である

 

というテーマをお伝えしたいと思います。

 

現代は資本主義社会と言われていて、「お金」というものが一つの社会的な判断基準となっています。多くの人が「年収いくら」ということをまずは求めますし、その比較によって

自分の立ち位置を判断しています。

 

もちろん資本主義なので、「二極化」が起きていくのも当然と言えます。

そしてその二極化の社会の中で、人は悩み、傷つき、行動しています。

 

これからも「お金」という便利なツールが何かにとって変わるということはないと思います(もちろん、形は変わるとは思いますが。)

 

しかし、所得格差=不幸せという時代ではない側面も、徐々に現れてきています。

 

私は「所得格差」ではなく「精神格差」が、あらゆる幸福を決めていく時代に入ったと思っています。

 

AIに仕事がとって変わる時代。今、何よる重要なことは、その人の心の中にある理想や希望をしっかりと認識し、創造的に楽しく生きることなのです。

 

過去の憎しみ、しがらみ、わだかまりにとらわれてしまっている限り、その人の心の中にある理想・希望などが出てきませんし、認識することができません。

 

そして、その叶えられない現実を嘆き、絶望し、我慢し、生きていく。

 

これこそ、所得格差以上に幸福を奪ってしまう原因だと思いませんか?

 

私はこれまで4000名以上の方に「精神格差」を解消する方法をお伝えし、それによって世界が変わっていく人たちを数多く見てきました。

 

私は、この精神格差の解消法こそ、「過去のわだかまりの清算」だと思っています。

 

この方法が、瞑想であり、呼吸法なのです。

 

呼吸法によって、あなたのわだかまりにアプローチする土台を作り、瞑想によって、その一つ一つを解消していく。すると、あなたの理想・希望の原石を純粋に感じ、信じることができるようになり、行動になっていきます。

 

このインパクトを与える方法は、これから豊かに生きたいと願う方々にとって、もはや必須のスキルだと思っています。

 

所得格差だけに視点をおかず、どうか精神格差とその解消法について知っていただき、今日からあなたの人生をより豊かな方向に持って行って欲しいと思います。


それでは、また。

【感情に「良い」も「悪い」もない】

2018年11月6日
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こんにちは、原久子です。

 

今日は、【感情に「良い」も「悪い」もない】というテーマでお伝えしたいと思います。

 

これを読んでいるあなたは「怒り・不安・悲しみ・憎しみ」と言った感情について、どのようなイメージをお持ちですか?

 

おそらく100人いれば99人は「悪い・マイナスである」ということを感じると思います。

 

そのお気持ちは、とてもよくわかります。

 

しかし、実際はそうではありません。

 

実は、感情はただの「エネルギー」でしかありません。

 

プラスもマイナスもありません。

 

人間も自然の一部です。

 

重力は位置が持っているエネルギーを持つ、自然の力。

電力は電気分子が持っているエネルギー、自然の力です。

 

大きな滝の前に行けば、人はエネルギーを感じます。

 

巨大な落差から落ちる水のエネルギーの大きさを感じ、人はエネルギーの影響を受け、

スッと元気になります。これは、その人の中のエネルギー値が上がっている状態です。

これが、パワースポットということにも繋がってきます。

 

これと同じように、「感情」もまたエネルギーなのです。

 

感情は「情報エネルギー」を持っています。

 

よく借金をした人が大成功した、という話もあると思いますが、その時に感じた感情エネルギーの総量がパワーとなって、行動力に変わり、結果成功してしまっているのです。

プラスもマイナスも、その味わった深さ=エネルギーの総量になってきます。

 

ですから、感情に良いも悪いもないのです。

 

大切なことは、その感情から目を逸らさず、全ての感情をそのまま、その時点で味わい尽くしてください。

 

面白いことに、その感情を味わい尽くした後は、逆の方に振れます。

 

マイナスだった感情を受け入れて、その気持ちを味わい尽くしたらプラスに転じます。

 

「怒りが優しさや許し」へ、「悲しみが喜びや感謝」へ。

 

こうなれば、今あなたが感じている感情も、素晴らしいものだと思えませんか?

 

ぜひ無理せず感情を、味わい尽くしてくださいね。

 

それでは、また。

【とんでもない迷惑をかけていることに早く気がつくことこそ、楽になる秘訣】

2018年11月1日
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こんにちは、原久子です。

 

最近は以前にも増して「人間関係の悩み」に関するご相談を頂く機会が多いです。

 

社会的に色々な事柄が臨界点を超えているので、そのひずみが現れている結果だと思います。

 

そうした人間関係について相談される方に共通していることがあります。

 

それは、心のどこかで

 

「相手が理解してくれない」

「相手を絶対に許せない」

 

という状態にあることです。

 

これはほぼ例外なく、と言って良いと思います。

 

考えてみれば、それは当然ですよね。

 

自分に問題があるのであれば、改善すれば悩みなんて起きないわけですから、原因が相手にあると思っている以上、なかなか解決しない。だから人間関係に悩むわけです。

 

しかし、この状態からいち早く抜ける方法があります。

 

それが、冒頭にお伝えした

 

とんでもない迷惑をかけていることに早く気がつくこと」

 

なのです。

 

「原先生!とんでもないです!あの人に迷惑なんかかけていない。むしろ迷惑なのは私の方です」

 

という反論もあると思います。

 

もちろん理不尽に起きたことで、そのように感じざるを得ないこともあると思います。

 

しかし、そんな人にこそぜひ「当の本人でないかも知れませんが違う人に、とんでもない迷惑をかけていることに早く気がつくこと」を

してもらいたいのです。

 

それは、その方が“楽”になるからです。

 

実は、この「とんでもない迷惑をかけていることに早く気がつくこと」。

 

これを2文字で表している言葉があります。

 

それが、「感謝」です。

 

「謝」を感じること=感謝なのです。

 

瞑想と呼吸法を合わせて、この「感謝」を見える化するワークがあるのですが、これをやるととんでもないことがおきます。

 

それは、

 

「自分が多くの方々からサポートして頂いたにもかかわらず、自分を振り返ってみると周りの人々に対して何もお返しをしていないこと」

 

を実感させられます。

 

この時に深い感謝が起きるのです。

 

そうすると、どうなるか。

 

「誰かに何か自分の出来ることをしたい」

 

という心理状態になります。

 

これが、相手の心に届くことによって、相手が少しずつ変わってくるのです、

そして、あなた自身を大切に思ってくれるようになり、あなたがそれを感じ、どんどん楽になっていくのです

 

まずは、「とんでもない迷惑をかけていることに早く気がつくこと」の対象として、

その怒りの矛先が当の本人でなくて構いません。

 

自分にとって身近な人を思い浮かべて、「私が何かしてあげたことはあっただろうか」と書き出してみてください。

 

すると、何もしていないことに気がつきます。

 

もし、「何も書き出せない」ということであれば、瞑想と呼吸法を学ぶところから始めてください。すると、自然にできるようになります。

 

それでは、また。

【『瞑想』や『呼吸法』はAI時代で活躍するための必須スキル】

2018年10月29日
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こんにちは、原久子です。

今日は、これからのあなたの仕事・働き方などに大きなヒントとなることをお伝えしたいと思います。

 

今、多くの人はAI(人工知能)の発展の事実を知り、「将来自分はどのようにいき、どのような仕事をすれば良いのだろうか」という不安を抱えています。

 

ある文献によると、「現在の労働人口の約49%が仕事を失う」ということも言われています。

確かに混沌とした社会で、大きな変化の波の中にいますので、このような話が出てきてもおかしくはないと思います。

 

しかし、瞑想・呼吸法を長年追求してきた私の立場からいえば、答えは実にシンプルだと思っています。

 

結論から言えば「人にしかできないこと」を仕事にすることです。

 

そして、人間が人間たる、その源泉は「私はこうしたい。これを実現したい」という、心の底から溢れ出る希望・願望・創造性と、それを達成するために必要な行動を導き出す、叡智なのです。

新たな希望・理想から価値が生まれ、それが仕事になっていく、という時代になります。

 

ということは、「心の底から溢れ出る心の底から溢れ出る希望・願望・創造性と、それを達成するために必要な行動を導き出す叡智」を引き出せるか、がそのまま現実における豊かさの差になっていくのです。

 

この引き出す術を知らなければ、「AI・機械に使われる側」の人間となってしまい、思っているような豊かさを築いて行くことは難しいのです。

 

しかし、内なる自分の中に内在する叡智を引き出すことができれば、あなたの周りにはそれを達成するあらゆる経済的・人間的・時間的なゆとりや豊かさが生まれていくことと思います。

つまり、将来においての“豊かさの差”は、この精神世界の力を活用できるかどうかにかかってきます。そして、そのための方法論が「瞑想」と「呼吸法」なのです。

 

ですから、これからの時代に活躍し豊かになる方向性を歩んで行くためには、「瞑想」と「呼吸法」は必須のスキルだと思います。

 

ぜひ、このメッセージを見て、いち早くその可能性に気づき、将来への備えをしていただきたいと思います。

 

それでは、また。

【瞑想・ヨガは、ただのリラクゼーションじゃない】

2018年10月26日
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こんにちは、原久子です。

この頃は、「瞑想・ヨガ」が社会に当たり前に浸透してきました。

私が「瞑想・ヨガ」をお伝えする仕事を始めたときは、全くそうではなかったのですが

 

「瞑想・ヨガ」が社会に広まっている現状はとても嬉しいことなのですが、同時に危惧もしています。

瞑想やヨガのサービスや商品を見渡して見ると、程度の差はありますが、どちらかと言うと

 

「リラクゼーション」

 

をメインに伝えているものが多い気がします。

確かに「瞑想・ヨガ」は副交感神経という、リラックスしたときに優位になる神経が働くのでその側面はあるのですが、それは本質の瞑想やヨガの教えのほんの表面的な効果でしかありません。

 

本来ヨガとは「結ぶ」という意味であり、「自分の本当の心・叡智(宇宙意識)と現実世界の自分を“結ぶ”」というものです。

 

ヨガは、あなたの人生における目標・意義・そこに至るまでのあらゆる解決策を導き出してくれる、本当に尊い方法でもあるのです。

 

しかし、この本質が伝わらず、ヨガをされている多くの方が一次的な安心・心の安らぎだけを求め、また苦しみ、またヨガをして、、、という無限のループを繰り返してしまっているようです。

 

これは、本当に勿体無いと思います。

 

もしあなたが、本当に根本から人生の課題を解消したいという望みを持っているのであれば、ヨガの心髄である内なる叡智と繋がる瞑想を伝えてきた私に直接会いにきて頂けませんか。

あなたの人生を根本から変えるきっかけをご提供したいと思います。

それでは、また。

【あなたの脳は、メモリーでいっぱい】

2018年10月22日


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こんにちは、原久子です。

 

最近ふっとした感覚ではありますが、現在は時代の変わり目であることを強く感じます。

 

それは、私の周りで人生が開花していく人と、目の前のことだけに追われてしまい、自分を失くしてしまう人の二極化を、鮮明に感じるようになったからです。

 

同じ時代を生きていても、全く違う方向性に向かっていく、人の違い。

 

今日は、その理由をお伝えしたいと思います。

 

結論から言うと、自分を失くしていってしまう人は

 

「(その方の)脳のメモリーがいっぱい」だから。

 

と言うのが答えです。

 

先日ある若い経営者の方のお話を聞いて、その通りだと思ったので、その話を共有致します。

 

私はパソコンやITなどは全く苦手なのですが、その経営者の方のお話を聞いて、「なるほど」と思いました

 

皆さんもパソコンやスマホを持っていると思いますが、その処理速度が遅くなったり、フリーズしてしまうことはありませんか?場合によっては、そのまま壊れて廃棄する、と言うこともあるかもしれません。

 

この状況は、パソコンの中の中枢にある、情報を処理しているメモリーが稼働しすぎて、対応しきれなくなったときに起きる現象のようです。

 

人間も、少し似ている構造をしていると思います。

 

あなたには、たくさんの情報・プレッシャー・不安などが常に押し寄せており、まさにパンク状態。それでも稼働することを求められ、もう目の前のことしか考えられなくなります。

これが続くと、あなたの脳にある“無意識”層に、どんどん処理しきれなくなったカスが溜まっていきます。

処置しきれなかったカスが溜まり、様々なことを受け付けなくなり、人生をプラスに持っていくことができなくなってしまうのです。

 

しかし、悲観することはありません。

 

人間はパソコンなどとは比べものにならないほど、すごいのです。

 

パソコンは“容量”が決まっていますが、人間の内側にある“本当のあなた”、“自分の内なる世界”には宇宙と同等の容量があるのです。

 

ですので、もしあなたが“内なる自分(フォース)”とつながることができ、まだ“使われていない容量”の力を活用することができたら、とてつもないパワーを発揮し、いまあなたが考えている理想や希望などは自然と達成してしまうのです。

 

それが人間の凄さであり、この“内なる自分”の容量を引き出す唯一の方法が「瞑想」であり、

「呼吸法」なのです。

 

ですので、もしあなたが今何かにくすぶっていたり、前が見えなくなっているようであれば、ぜひ“正しい”瞑想・呼吸法を実践して見ることをお勧めします。

 

それでは、また。

【瞑想と呼吸法を継続すべき、本当の意味】

2018年10月18日

こんにちは、原久子です。

私のところに最近よく寄せられるお悩みがあります。

それが、

 

「結局、自宅で瞑想・呼吸法をやろうと思っても、継続できない」

 

という悩みです。

 

このお悩みは本当に多いです。

 

忙しかったり、瞑想や呼吸法の効果を疑ってしまったり。

理由は様々だと思います。

しかし、ここでこれを読んでいるあなたにお伝えします。

 

それは、あなたの努力が足りないからではありません。

 

あなたの意思が弱いからではありません。

 

あなたが精神世界から程遠い人間だからではありません。

 

ですから、まず安心していただき、「できない・継続できない自分」を否定しないでください。許してあげてください。

それでは、なぜ人は「できない・継続できない」のか?

それは、

 

「人間の恒常性によるもの」

 

なのです。

人間には、生物として「元の環境・状況に戻ろうとする作用」が備わっています。

これを「恒常性(ホメオスタシス)」と言います。

例えばあなたが風邪を引いた時、人間は熱を出し病原菌を殺し、元に戻ろうとします。

この作用のことです。

 

「元に戻ろうとする力」は、何より強いです。

 

ですので、私とお会いして瞑想・呼吸法を学んだとしても日常に戻れば、「今まで通りの現実」に戻ろうとするのです。

。。。

 

「原先生、それではどうすれば良いのですか?」

 

このような疑問を当然持つと思います。

これは、残念ながら一つしかないと思っています。

 

「瞑想・呼吸法を継続的にできる現実になるまで“人の力”を使い、習慣化してしまう」

 

ことです。

そのために、私が自分で伝えるのも手前味噌で恐縮ですが、かなりの低額でそのような習慣化をお手伝いする機会を設けています。

 

【瞑想・呼吸法を習慣化するための『瞑想・呼吸セラピー』】

https://www.haraacademy.jp/seminar/s_kokyu/kokyu.html

 

あなたが、瞑想・呼吸法を習慣化できるまで、ぜひ“私”を利用してくださいね。

それが遠いようで、一番の近道です。

 

それでは、また。

【東洋と西洋の精神世界の違い】

2018年10月11日
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こんにちは、原久子です。

 

あなたは自分の思ったように物事が運ばないとき、どのように感じ、何をしますか?

 

ここ最近、売れている書籍を見ると「自分を変える」「自信を持つ」「嫌われる勇気を持つ」などといったテーマの書籍が売れているようです。

 

ここからわかることは、何か物事がうまくいかない時、自分の心に矢印を向けて、そして“変わらなければ”というような意識を持って行動をする方が多いように思います。

 

最近はこうした流れがあってか、「コーチング」という方法論がよく紹介されています。

一例を言えば「アファメーション(自分のセルフイメージを変える手段)」などがそれに当たります。

 

しかし、これはどちらかというと「西洋的」なアプローチであり表面意識への働きかけです。

 

思考の癖(くせ)を、日々入ってくる情報を変えることによって強制的に変えていくアプローチです。

 

これはこれでありだとは思いますが、東洋・特に日本人には、このアプローチがかえって

ストレスとなり、より自己否定に入ることは往往にしてあります。

 

医術もそうですが、基本的に西洋は「外科」を主体とした「局所治療」なのです。

 

つまり、外側からアプローチをすることで変えていくという方法を取ります。

 

しかし、東洋は違います。

 

「自然治癒」をベースとした「根本治療」です。

 

物事がうまくいかない時。外から変えていくのではなく、内側から変えていくアプローチを行います。

 

何かうまくいかないときは、徹底的に呼吸をし、瞑想をし、奥深くに流れる真の自分に問いかけて見るのです。

 

わざわざ“誰か”になろうとせず、ただ自分を受け止めるだけ。

 

それだけで、具体的で自分にとって自然な解決策が見つかって行きます。

 

精神世界にも「東洋」と「西洋」のアプローチの仕方に違いがあります。

 

もしあなたが、“無理に”現実をかえるということでなく、“自然”に現実を変えたい、ということであれば、ぜひ瞑想や呼吸法を取り入れられることをお勧めいたします。

 

それでは、また。

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