気が付かなかった自分、忘れていた些細な出来事が
実は自分のその後の人生を大きく左右していることがあります。
内観法「心の曇りが晴れるセミナー」受講者の声をご紹介します。
■心の曇りが晴れるセミナー■ ~ライフレビュー~ 2016年2月28日 和歌山内観
幸せになってはいけないと決めつけていた幼い頃の自分
● 女性 30代 ●
内観から少し離れていましたので、久々の参加となりました。
自分では現状で起きているパターンがわかっているのに抜け出せずにいました。
今回も同じ年の頃、同じ内容、同じ気づきで終わってしまうのではないかと感じていました。
母親を内観で見た時、母は「幸せになること」をあたえ、教えてくれていたのに、
私はすでに幼少の頃(記憶にもない頃)に
(幸せになってはいけない。だから私と同じように人も幸せになってはいけない)
と決めつけていたことが解りました。
今までの内観では、生活場面がほとんどで予想を含めた記述と思いばかりを並べていましたが、
初めて「その通りだ」と確認し、身体でも心でも感じた瞬間でした。
参加して本当によかったです。
そのままの自分を愛してくれていた両親の姿
● 女性 30代 ●
今回息子について内観して、改めて自分の攻撃性というか考え方の押しつけのキツさで
息子を苦しめてきたと、申し訳なく思いました。
同時に父の口癖「食べちゃろか、目の中入れちゃろか」という言葉が何度も浮かんできて、
父は息子にも私にも、大きな愛情をくれていたのだと、すごく嬉しくなりました。
そのままの自分を大切にしてくれていた父に感謝の気持ちがわいてきました。
口数少なく、優しいばかりで頼りないと尊敬してこなかった自分の小ささが恥ずかしくなりました。
そのうち、協調性のない私を母が必死に枠に入れようとしているイメージが浮かんできて、
また恥ずかしくなってきました。
まず(否定する・抵抗する)私の癖は、自分を信じられないのが原因だと感じました。
自分に自信が無いから他人も信じないのだ、とつくづく思いました。
少しでも相手の心を思いやれるような自分を、目指していきたいと思います。
ありがとうございます。