人は毎日髪を整えるが、どうして心は整えないのか
【30代 女性 会社員】
THE FORCEセミナーに参加して私自身が大きく変わりました。と言うのも今迄私は頭で理解していたので、知っているつもりでいたのですが、本当の意味で解っていることは違うということに気付きました。様々な変化があった中で驚いたことは、自分が現在直面している問題の原因が意外なところにあるということでした。STEP2で止観瞑想を行った際、私が17歳の時の母との関係でわだかまりがあることに気付きました。
実は、私の母は私が11歳の時、ノイローゼになり、それ以来母とまともに口をきいたことが無く、私は母を召使いの様に扱っていました。母は病気でしたが家事は全てやってくれていましたし、私に何一つ手伝わせることをせずよく尽くしてくれていました。しかし、私はそんな母の姿を見ては、馬鹿にし、ひどく嫌っており「自分には母親がいない。なんて不幸なんだろう」と半ば自分の運命を怨んでいました。私はその母のことなど今はすっかり忘れていて、親元を離れて自由気ままに暮らしていて「私には関係無い、自分だけの人生だ」と思って生きていました。ところが止観瞑想で私の心の曇りを一つ一つ取っていった際、ある事を発見しました。
私の場合過去にお付き合いした人に対してわだかまりが多く、そこから始めたのですが、その一つ一つを掘り下げてみると十代の頃の私と母の口喧嘩に突き当たりました。私は母のことを馬鹿にしていたので何を言っても平気だと思い、ある時母に対して「バカ」と言ったことがありました。するとその時母は私に「それは親に対して言う言葉なの」と言い返してきました。私はまさか母が言い返すとは思ってもみなかったので驚き、何故かショックで泣いてしまいました。この出来事が私の心の中に、いつまでも残っていることに気付きました。そして、その途端に私のカルマは母との関係にあることにも気付きました。
また、現在私が悩んでいること、「私の彼が私に冷たく何一つ手伝ってくれず、わがままで、私がどんなに尽くしてもお礼の言葉もなく、当たり前だと思っている」この彼の姿こそ私が今迄母にとってきた私の態度そのものであるということにも気付きました。そして私が今迄お付き合いしてきた男の人の殆どがこのタイプの人で、何故かこういう人に縁があるということにも気付き驚きました。
このセミナーに参加していなければ、私は一生気付くことが出来なかっただろうと思います。そして何より大きく解ったことはフォース（真我）が私に望んでいることは私が名声を得ることでも、お金持ちになることや、地位や名誉を得ることでもなく、私が人間として成長し本当の意味で学ぶこと、知識だけでなく、行動が伴って身についてこそ、フォース（真我）の望む人物足り得るということに気付きました。人間は気付いた時から変われると思います。気付いて自己を反省し、行動を変えていった時に道は開けることを私はこのセミナーの第1回目の受講によって発見しました。
そしてセミナーを再受講した私は、さらに奥深く自分を見つめると同時に、母の病気が完治するという信じられない出来事を体験しました。母が精神病になって以来私は、心を閉ざして生きてきました。私はひたすら母の存在を隠していました。そして、父や兄のことを気遣い、いつも明るく振る舞っていました。私の中でお母さんという存在はないし、そういう部分を切り離して生きて来ました。
しかし、その中でいつも私は孤独でした。世捨て人的になっていて、大人になって親元から離れると、20代は、自分だけの人生だと思い、本当に自分勝手に生きてきました。特に東京で生活するようになり、私は、益々本当の自分を見失い、いつしか田舎の両親のことも忘れて、お正月にも殆ど実家には帰らずにいました。私は、一人で生活していると気が楽でした。たまに、実家に電話をすれば、相変わらず病気の母がいて、暗くどんよりしていて、せっかく楽しい毎日が送れているのに、実家に電話をかけると途端に私は不幸になるのでした。
そうこうしているうちに、純粋だったころの自分、昔、お母さんと一緒に手をつないで歩いたり、泣いて抱きついていたころのことを、すっかり忘れてしまっていました。いつの間にか堕落してしまい、何よりも外見重視で、見栄や体裁に浦らわれて過ごしまっていました。THE FORCEセミナーを受講させて頂いて、フォース（真我）に対して、今まで私がフォース（真我）を裏切って生きてきたことを深く懺悔しました。そして、セミナー受講中に、原先生に教えて頂いた「和解の呼吸法」や「止観瞑想」を必死でやっていたら、母の病気が殆ど治ってしまったのです。
その年の10月に兄の結婚式で両親が東京に出てきました。母親が飛行機に乗って東京に来るというのは、初めてのことで、私は、羽田迄迎えに行きました。到着ロビーから出てくる母を見たときには、嬉しくて、抱きついてしまいました。その後、母と手をつないで歩いたときに、私は直感で、私の潜在意識と母の潜在意識がつながったというのが解りました。
この日が来るまでに、母とこころからつながる為に、私は毎日瞑想の中で母を抱きしめていました。そして、このこころが本当の私だったということに気づきました。また、何度か私も体験発表させて頂きましたが、私の母は、もう完全に治りました。そして毎年お正月には、父と母と3人で温泉旅行をしています。
人間はいつでも人生を変えることが出来るし、誰でも理想の人間になれる。また、それを目指して生きていかなければいけないし、どんな、悩みや問題よりも、私のこころは大きい。ということをフォース（真我）から教えて頂きました。
現在は必要なものは必ず与えられ、お金も貯まる一方で減ることは無く、人脈が一変し（真我を求めている人達が常に周りに集まり）風邪一つ引かないくらいにいつも健康で、家族の絆は益々深まり、毎日幸せに過ごしております。
まさに、原先生が言われている「私達はなりたいどんな人にもなることが出来、思い描けるどんなことでも実現の可能性がある」という心の法則どおりだということを体験させて頂いております。今も尚、好運なことが向こうからやって来て、追いつかないくらいに実現のスピードは速まっています。これからも、どんな時でもフォース（真我）の方向を向いてお返しをしたい、世の中のために少しでも役立たせて頂きたいと思っています。
