【真我実現セミナー】私の心の曇りは30年間洗っていない油汚れよりガンコ!

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● 40代 女性 治療師 

私の心の曇りは、30年間洗っていなかったガスレンジの油汚れよりもガンコな曇りだなあと、三日目会場へ向かうバスの中で思いました。
3月の一日内観セミナーで、やっと母に対する心からの感謝が湧いてきて、感激し、この真我のセミナーを受けることを即決しました。次の日父のをして見たところ、3行書いてなみだがボロボロ、母との違いに戸惑いましたし、私の鍵は母にあると確信しました。その後いろいろなことがいままでとちがい、自分の中が変わったことを実感しました。実現セミナー初日は、指折り数えてお正月を待つ子のような気分で迎えました。さて、内観してみると、母にされたイヤな記憶から、母は私の人生の悪役スターとして現れ、心のしくみに疑問と興味を持たせてくれた大恩人という3月のセミナーでの収穫とは裏腹に、地味に母にしていただいたことを書き連ねて、ため息つきながら、ありがたいことなのに心が動かない、こんなにしてもらってるのにとがっかりしながら、この作業も必要なことなんだよねえ、と言い聞かせながら、夕方から父のに入る。私の友人の危機を父は亡くなってから私の夢に現れ、知らせてくれたことがあり、死後23年目の初めての夢への出現でびっくりするとともに、亡くなっても私を見てくれているありがたさで一週間ほどうれしくて泣いていたことを思いだしたとたん、そういえば母は何回も夢に出て、知らせてくれていた、母だって、ずっと私を見守ってくれていたのに、当たり前と思っていた、申し訳なくて、ごめんなさいを連発しました。ありがたくて、ありがたくて、なんで今まで気づかなかったのかしらと、母にされたイヤなこと、母をかばって兄に殴られて(何度も)いる時、母は兄を止めませんでした。「なんで止めてくれないの?」「だってお母さんが痛いじゃない」とか、三人兄弟でも私の貯金にだけ手をつけた母など、嫌なことを思い出しながらしていただいたことを書いていく作業の中で、最後に愛されていた実感に出会い、本当に幸せでした。今までで一番幸せでした。私が求めていたのはこの感覚だったと、帰りのバスの中で涙ぐみながら二日目を終えました。家に帰ってからテレビもつけず、別におなかがすいていないのに何か食べないといられないような気がして口にしたお弁当はただマズイと思いました。母が、父がつくってくれた幼いころのお弁当が思い出され、仏壇で父と母にお経をあげていいました。いつも私のそばにいて、愛してくれてありがとう。やっと少しだけれどお父さんお母さんのありがたみが心からわかってきました。本当にありがとうございます。今まで気づけずにごめんなさい!! あきらめずに、内観セミナーに導いてくれてありがとうございますとお礼を言いました。
また、いままでうまくいかない人間関係は、母と私の関係そのものでした。お互いにこんなにしてあげたんだから、このくらいの甘えは許してよ、の構造が見えてきました。相手は私の写し鏡でした。あまりの醜さに、鏡を割りたいほどでした。二日目の夜は、頭がガンガン、目は泣き疲れて痛く、早々に寝ましたが、夜中に何回も目覚めて父と母を思いました。が、次の日の朝、感謝?! どんな感じだっけ?!お母さん?!と、取れたはずの曇りが、またかかって、前日の感動が思い起こせず、バスに乗りながら私の心の曇りは三十年物の油汚れよりヒドイ!! とれない!!と、悲観しながら苦笑いしながら最後の日の会場へ向かいました。「嘘と盗み」、つらいテーマ、自分の欠点を見るのが下手な私に、あー、今まで逃げていたものが全部来たと思いました。原先生の説明に、「内観で感謝を引き出さないと、自分の欠点なんて見る勇気も力も湧きませんよ」の言葉で、納得しました。思い出しながら、なんて都合よく忘れているんだろう、人にひどいことをたくさんしたと反省しましたが、これがつらくなく、できるのにびっくりしました。変な罪悪感を持たずに、またこの作業中母にされたイヤなことをチラチラ思い出すのですが、全然前ほど嫌じゃないのにびっくりしました。心の不思議を思い知らされました。まだまだかくされた「嘘と盗み」がありそうですが、許すのが下手だった私は感謝が足りなかった、自分の欠点をみつめられなかったのは、自分への誠実な愛情が足りなかった。自分へのごまかし、人へのごまかし、優劣コンプレックスなどに気づかせてもらい、根本は父母への感謝とわからせてもらい、大感謝です。来月が楽しみです。